ロードバイクの旅【富士いち】

2021年9月17日

ロードバイクを乗っている方には、とても人気のある富士山1周を回るコース。

それが富士山の周りを走る、通称"富士いち"。

富士山は1周約120kmで、さらにアップダウンもあります。かなり長旅で大変な旅と思われがちですが、ゆっくりとマイペースで走れば、完走できない距離ではありません。

むしろ、大変だからこそ、思いがけない出会いがあったり、また1周回った時の達成感はひとしおです。

おすすめは、初秋の時期。天候に恵まれれば最高の旅になりますよ😁

1周約120kmの旅

富士山を1周回るには、いろいろな手段やコースがありますが、初めての方はイベントへの参加をおすすめします。

理由は2つあります。

1つは、様々なサポートがついて安心だからです。途中にはエイドステーションと呼ばれる食べ物を与えてくれる補給所があったり、また万が一途中で走れなくなった際も助けてくれます。また保険にも入っているので安心です。

2つめは、大勢で走ると楽に走れるからです。1人だと孤独で、距離も長く感じますが、大勢で走るとなぜか楽に走れるのです。

私も、サイクルボール富士いちステージSPECIAL EDITION~富士山1周サイクリング~というイベントに参加し、無事に完走することが出来ました。

コースはこんな感じです。エイドステーションは5箇所ありました!

美味しい名物を楽しめる

富士いちでは様々な名物にも出会えます。

黄金ほうとう

ほうとう味比べ大会で3連覇・殿堂入りしたこともある、ほうとう専門店「ほうとう蔵 歩成」の名物「黄金ほうとう」をエイドステーションで試食。

味はもちろん、朝のうちは少し肌寒かったので、あったまることができました。

秘伝の辛味噌を入れるとさらに絶品でした😀

富士ミルクランド ジェラート

疲れた体に染み渡る絶品のアイスがこれ😋

新鮮な朝霧高原のミルクランド牛乳をふんだんに使用した独自製法のジェラートです。

現地では、カップとコーンを選択することができます。季節限定の味もあり、写真は秋限定のマロン。


ぜひ味わっていただきたいデザートです。


富士山ひらら

こちらは最後のエイドステーションで振る舞われました。

米粉麺「富士山ひらら」は、安全安心な食材として富士山麓で育ったお米と湧水を使い、地場産業である紙をイメージして考案された短冊状の米粉麺です。

当日はお肉もたっぷり入っていてとっても美味しかったです。

ベーカリービケットのクリームパン

完走後には、地元で人気ベーカリーのクリームパンとクッキーを参加者にプレゼント😋

ゴールの御殿場という土地ならではの高原野菜や富士山の溶岩窯を使用して作られたパンが絶品!もちろんクリームも濃厚でした。


富士山の周りには美味しい名物や食べ物がいっぱいです。

探しながら1周するのも楽しいですね😊

いろいろな景色に出会える

富士山の周りは富士5湖が有名ですが、富士いちでは、すべての湖に出会うことが出来ます。

今回の富士いちでは、時計と逆周りで、山中湖→河口湖→西湖→本栖湖→精進湖の順番にまわりました。

コースの都合上、本栖湖と精進湖は側を通れませんでしたが、遠くからも素晴らしい景色を見ることができます。

ススキの向こうに見えるのは本栖湖

また太平洋側まで来ると海も見ることができます。

富士山と合わせて雄大な海を見ながら走る気分は最高です!

駿河湾が一望できます

富士いちも終盤。

静岡県裾野市須山にあるススキ群生地では、穂が開き黄金色の海原のようなススキ野原と富士山の見事なコントラストが見ごろでした。

秋限定のこの景色。ススキの間を吹き抜ける風の中をロードバイクで走り抜ける爽快感は、嫌なことをすべて忘れさせてくれます。

ぜびみなさんも富士いちを自分なりのペースで体験してみてください。

ススキの穂の間からみる富士山。
日によってはススキの穂の間から冠雪した富士山と雲一つ無い青空が風景を楽しむことができます。