半沢直樹にみる”働くこと”とは【結論:私はそこを目指しません】

2021年9月5日

働くことに何を求めるか?

話題の半沢直樹、 

観ていて「スカッ」として、まさに現代版の時代劇!

面白いですよね。

ただ一方で、あんなストレスフルな状況で働くことは自分なら無理だなーと毎回思ってしまいます。

何か違うのか、一言で言えば仕事に「覚悟」が持てるかどうか、だと思います。

サラリーマンの場合、自分が一人休んだところで、それほど会社の経営に影響無いでしょうし、お給料も毎月変わらずもらえます。

もし自分が経営者だったらどうでしょうか?

当然仕事をしなくなれば、会社は潰れます。その結果、路頭に迷うことになります。そうならないために、経営者には、それなりの「覚悟」があるのだと思います。

半沢直樹の場合は、幼い頃の経験から、銀行員を使命を全うする使命感=覚悟を働くことで達成しようとしているのだと思います。

しかし働くことの目的は人それぞれ。働くことに何を求めるかによって、目的も変わってきます。

日本と海外でも考え方が違う

半沢直樹を観ていると、残業もし放題、休日を取得している感じがまったくしませんが、日本では働き方改革として「年5日の年次有給休暇の取得義務(労働基準法第39条7項)」が2019年4月1日に施行されました。

ようやく5日間だけ義務化・・・。逆を言えば義務化しないと取得できない企業体質の会社が数多くあります。

海外を見てみると差は歴然です。

私はちょうどこのシーズンは必ずツール・ド・フランスを必ず観ます。

自転車レースを見て興奮するのも楽しいですが、フランスの景色を見ているだけでもストレスフリーになります。

こんな景色が毎日のように登場する

今年こそ、コロナ禍の影響で観客が少ないようですが、フランス人はこのシーズンに1ヶ月程度の休日を取り、恒例のようにキャンピングカーで自転車レースと共に移動してレースや友人との集いを満喫するようです。

なんとも羨ましい限りです。

でもそんなに長く休んで会社は大丈夫なのか?

もちろん生産性は落ち、業務には影響が出ます。

しかしフランスでは、社員であれば、有給を取るのは当たり前のこと。権利の一つとして捉えられているので、基本的に苦情はきません。日本では、考えられないことですので一言で言えば「文化」の違いですね。

半沢直樹のようなサクセスストーリーは日本独自の文化なのかもしれません。

どこを目指すのかにもよって変わる

人生の時間は限られています。

半沢直樹のような生き方を選ぶことで、働くこと使命感をもってのぞみ、世の中に名を残す生き方も良いでしょう。

しかし「覚悟」なしにはできません!

私はストレスフリーを目指したいタイプなので、楽しみながら、気の向くままに、程よく働き、生きる。そして、将来は、ツールドフランスを間近で観に行けるような環境に身をおきたいと思います。

そのためには、ファイナンシャルフリー、つまり財政面でも、不労所得を得ることができ、余裕をもって生きられる環境を作ることが重要になります。

みなさんは、働くことでに何を求め、どこを目指しますか?