株はやるべき?【自論:ミニ株・単元未満株だけで十分】
株で儲けることはかなり難しい
コロナ禍の影響もあり、証券会社の口座開設が増えているようです。
しかしこの時期に株を始めることは、あまりおすすめできません。
理由は、労力に見合ったリターンがそれほど望めないからです。
理由① 株は様々なニュースに左右される
株は様々な時事ネタによって、簡単に乱高下します。
経済指標の発表や、世の中を揺るがすようなニュース(例えばアメリカ大統領選挙とか)に影響を受けることは納得できますが、「え!こんなことでも影響するの?」と思うようなことが日々あります。
今や、株はプロの投資家やデイトレーダーのマネーゲームの様相を呈していて、とても素人が手を出せるようなものではないのです。
理由② 株は税金や取引手数料が高い
株式投資にかかる税金は、主に2つありますが、ざっくり稼いだお金に「20%」程度を国に持っていかれます。
株にかかる税金の種類は株を売って得られた「値上がり益」にかかる「譲渡益課税」、もう1つが企業から受け取る「配当金」にかかる「配当課税」です。「譲渡益課税」と「配当課税」のどちらも税率は20.315%(所得税15.315%+住民税5% ※所得税に復興特別税を含む)で、誰でも一律になっています。株式投資にかかる税率は、「だいたい20%」です。
株は当然、損することもありますが、頑張って利益を出しても、税金として20%も収めないといけないのです。
※非課税口座NISAは、投資信託やETFで使うことをおすすめします。こちらは別途ブログ記事にしたいと考えています😉
さらに株を取引するためには、証券会社に口座開設が必要になり、当然のことながら売買に関わる手数料を証券会社にも支払わなければなりません。
最近はインターネット取引により手数料は安くなりましたが、毎回取引をする度に、取引金額に応じて手数料は発生します。
このように、株による投資で利益をあげることは、かなり難しい!と言わざるを得ません。
株に投資する目的を変えてみる
株による投資で利益をあげることは難しいですが、株は経済にとって重要な要素であり、日本を含め世界経済は、株式市場(ストックマーケット)で成り立っていると言っても過言ではありません。
つまり、株の知識を覚えることは、経済に関わる様々なことに把握でき、結果として他の投資にも好影響を及ぼすことに役立ちます。
例えば、配当金です。
配当金目当ての投資方法に、高配当株投資という方法があります。
配当とは、会社が得た利益の一部を株主、つまり株を購入した保有者に還元することをいい、株主が保有する株数に比例して分配されます。たとえば1株当たりの配当金が100円なら、100株保有している株主は1万円を定期的にいただけるということです。
中長期に適した投資方法で、アメリカ人の多くは資産を高配当株に投資し収益を得ている方も多くいます。もちろん値下がりするリスクはありますが、銀行に預けておくよりも定期的に利益を生み出してくれ、中長期でみればリターンが大きいと判断しているのです。
高配当株投資は、メリットデメリットがあるので、あくまで1つの投資方法ですが、体験しないと実感がなく、日本ではやらない方も多くいらっしゃるのが現状です。
例えば、配当を受け取ったり、企業業績によって配当が上下したり、IT系など配当を出さない企業も多くあったりなど、やらないとわからないことも多くあります。
まずは、リスクなく、楽しみながら、株を体験してみましょう。
その方法が【ミニ株・単元未満株】です。
ミニ株は楽しめて学べてローリスク
ミニ株・単元未満株であれば、最小限の費用で株投資を体験することできます。
ミニ株、単元株未満とは?
証券取引所で売買される株取引では、1口100株と最低単位が決まっており、これを単元株といいます。一方、一般的な売買の最低単位である単元株より細かい単位で株の取引を行う方法が、ミニ株または単元未満株と呼ばれています。
ミニ株は「株式ミニ投資」とも呼ばれ、単元株数の10分の1、すなわち1口10株から購入できます。ミニ株よりさらに細かい単位で100株の単元株を取引をする場合は、1株からの売買となります。
ミニ株・単元未満株と言え、1企業の株主になれることには変わりありません。
通常の株を保持することと変わらず、値上がりすれば値上がり益を受けることはできますし、配当金も受け取ることが出来ます。あえて言うなら、株主優待を受けれないくらいでしょうか。
さらに、1企業への投資費用が少なくなるので、幅広い銘柄に分散投資できることもメリットです。
冒頭に書いたように、どの銘柄が上がり、どの銘柄を下がるのかを予測することは困難を極めますし、そこに時間を割くことはおすすめしません。
プロ投資家や、その道に慣れている方の意見を参考にして、分散投資することをおすすめします。
※もちろん、投資家の言うことが正解ということもありません。投資は自己責任であるので、まずはリスクの少ない方法をおすすめします。
最近は、ミニ株・単元未満株を取り扱う証券会社も増えてきました。手数料や使いやすさの点で、以下2の証券会社が圧倒的におすすめです。
①【LINE証券】】
【LINE証券】は、LINE証券株式会社が運営する非対面式の証券サービスです。LINEアプリから簡単に見ることができるので、最近爆発的に口座開設が増えています。
いちかぶという名で、単元未満株を取り扱っています。
LINEユーザーなら直感的に使いやすいこともメリットですが、何より口座開設をすると、まず無料で最高3株をもらえること、そして単元株の取引手数料も日中は基準額の0.05%と圧倒的に安いことも大きな魅力です。
単元未満株の取り扱い銘柄が少ないことが不満でしたが、10月5日より315銘柄→1,015銘柄と、国内株式の約88%が取引可能になったことも大きなポイントです。
私もLINE証券を使っていますが、使いやすく、とても気に入っています。アプリからサクッと取引が出来るので、ちょっとした休憩時間などに買い足したりできます。
単元未満株取引で人気があるのが、【SBIネオモバイル証券】 略して「ネオモバ」です。
Tポイントを使って株式投資ができる上、こちらもスマホだけで簡単に始められ、取引がしやすいことでも評判です。
ネオモバは、SBI証券とCCCマーケティングが提携して設立した会社ということもあり、投資メニューも豊富ですが、何より月額220円(税込)で取引放題!というのが最大のメリットです。1ヵ月の約定代金合計額が50万円以下の場合という制限はありますが、220円というのが激安だと思います。
両方の証券会社とも、スマホだけで簡単に取引が出来て、本当に少額から株を始めることができますので、株取引を迷っている方はぜひ体験してみてください。きっと今後の役に立つと思いますよ👍